2023年の今年もお世話になりました

令和5年も、皆さまには色々な形でご支援、ご指導いただき、大変お世話になりました。

この場を持って御礼申し上げます。

来年の令和6年も、益々作品制作に勤しみたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

フォリア代表 仁平幸春 工房構成員一同

(写真は、夕暮れ時に工房のベランダから見える富士山です)

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令和5年の今年を振り返りますと、非常に厳しい年でした。

私は令和6年9月で独立してから満30年になりますが、体感的には、そのおよそ30年のなかで最も厳しい年となりました。

消費税が8%から10%になる際の消費の冷え込みから始まり、長引くコロナ禍の影響で趣味性の高い商材の動きは一部を除き全体的に鈍りましたが・・・特に今年は、コロナ禍で起こった問題の先延ばしにして来た色々な事がまとまり、表には観えない形で激しく影響したように思います。

また、以前から問題であった、伝統工芸を支える道具や材料の生産者の廃業と、業界規模の縮小によるそれらの品質の低下が加速し、最終的な作品にその影響が出ないようにするのに苦心しました。この問題は今後益々出て来ます。制作時の山積する問題をどのように解決して行くか・・・小さい部分は工夫でどうにかなりますが、大きな問題になると「以前は出来たが出来なくなった仕事」が増えて来ます。

益々「自国文化は社会全体で作り上げて行くもの」「当事者としての伝統文化への貢献」の意識が必要だと痛感しますが、私個人では、なかなか力が及ばずそれを広げる事が出来ません。

そんな状況のなか、今年から価格を公開する事になったのが、フォリアの販売面での大きな変化です。

お客さまがたからは強い賛同をいただき、そして現状お取引いただいている小売店さんのご理解がありましてこの決断は良かったと胸をなでおろしております。しかし批判もあり、まだまだ当工房は異端扱いですから、これはまだ「始まり」といった感じです。同じ手作り系の工芸品でも、例えば作家さんの作品を取り扱う器のお店などでは価格の公開は当たり前の事なのですが・・・こちらの面でも力不足を感じるところです。

悪い面ばかりを書き連ねてしまいましたが、しかし、そんな中でも当工房の方向性をご理解いただきご支援くださる方々がいらっしゃる事が何よりもありがたく、心強く感じます。

微力ではありますが、少なくとも自分が関わる仕事に関しては誠実に、かつ忖度無く進めて行きたいと思います。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

仁平幸春

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