2020年もお世話になりました

今年も皆さまには大変お世話になりました。

皆さまの普段からのご支援に厚く御礼申し上げます。

私たちが制作を続けることが出来るのは、皆さまのご支援あってのことです・・・

2020年は、大変な年になりました。

2019年10月からの消費税増税による景気の冷え込み、そして、その後に始まり、今も続くコロナの問題・・・

当工房も、もちろん大きな打撃を受けました。

しかし、そんな時代において、自分たちが本来的には何に向かうべきなのかを良く考える時間も与えられた、そんな年にもなりました。

こんな時だからこそ、辛いけども、良く考えよう、良く観察しよう、と腹をくくりました。

私たちに何が出来るのか?

と自ら問うと、

結局、私たちに出来るのは「自分たちが信じる美と文化の具体的な提示」だと改めて思いました。ある意味、私たちにはそれしか出来ないのです。

その基本にあるのは、やはり日本の伝統です。

もちろん日本だけではなく、世界中の伝統からの恩恵もあります。それらの伝統から、現代の創作をする私たちが何を観るのか。何を発信したいのか。それをあらためて、今まで以上に深めて行きたいと思いました。

和装作品に関しては、いつも申している事ですが、あらためて

*現代の人々に、日本の伝統を再発見していただけるようなものを提供すること

*日本の伝統の見直しと現代化=伝統と現代に分断が無い、それらがひとつになった作品をつくること

*お客さまの和装資産の運用のお手伝い


(例えば、お客さまがお持ちの昔のお着物に、フォリアの帯を合わせる事によって、現代の着物として着られるような事が起これば、お客さまの着物資産の運用になる・・・そのような意味です)

それらの事を深めて行きたいと思っております。

それと

以前は、自分たちが制作する染色品、絵画、その他それらと関係する事を中心に選択し、発信しておりましたが、たまに発信する「フォリア工房が日々楽しんでいる文化的なもの」を皆さまがご覧になるのを楽しみにされているのを知り、少しの驚きと共にとても嬉しく感じました。

それなら、私たちは、もっと普段の工房での生活を表に出しても良いのではないか?と思いました。

来年からは、和装や仁平の絵画だけに限らず、フォリア工房の日常の情報も多く発信して行きたいと思っております。

このメインサイトでは、あまり頻繁に更新があっても煩雑になってしまうため、フォリア工房、そして代表の仁平幸春の基本的な情報や考え方を掲載しております。

工房の日常や、工房構成員個人の日常などは、

*フォリア公式フェイスブックページ
*仁平幸春のnote
*甲斐凡子のnote
*仁平幸春のFacebook
*甲斐凡子のFacebook

上記のSNSでほぼ毎日掲載しております。

また、来年からは、工房主催のイベントなども企画して行く予定です。(もちろん衛生面は注意いたします)

工房の規模が小さいので、大掛かりなことは出来ませんし、頻繁には出来ませんが、少しづつ、確実に進行して形にして行ければと思っております。

年末のご挨拶が長くなり、申し訳ありません・・・

あらためて・・・

今年もお世話になりました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

(写真は仕事場のベランダから観える夕暮れの富士山です)

フォリア代表 仁平幸春 構成員一同

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